各話解説、感想

僕のヒーローアカデミア ネタバレ No56 決着 (ヒーロー殺しの終焉)

2016/11/23

喋る犬がやって来る56話。

歴戦のヒーローをも慄かせるステイン

連れ去られる間際だったデクを脳無から救ったステイン。そのステインの主張は決してブレることのないものでした。

高所から双眼鏡で見物していた死柄木も状況を把握していました。脳無が殺され、雄英の苛立つ生徒たちが何故か居るなど、思い通りにならないことだらけに死柄木は苛立ちを隠せません。何でガキども居ると言っているあたり、別に死柄木がデクの連れ去りを脳無に命令したと言うわけではないようですね。

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デクが救われた通りにエンデヴァーの声が響きます。逃げた脳無の一体を追って来たエンデヴァーは一行の視線の先をたどって、本来のターゲットであるステインが居ることに気付きます。ステインもエンデヴァーに気づき、応戦しようとするエンデヴァーに振り返ります。ステインのすぐ近くにはデクが居るので巻き添えにしないようにグラントリノはエンデヴァーを制止します。ステインが振り返りざまに目元を覆っていた包帯が外れ、ステインの素顔が露わになります。


「贋物」

と、呟くステインからは凄まじい威圧感が発せられ、一番近くに居るデクはもろに恐怖を感じて動けなくなります。多少離れた場所に居るはずのグラントリノやエンデヴァー達も思わず退いてしまうほどの威圧感です。傷ついてズタボロになっても自らの信念を曲げないステイン。

「誰かが血に染まらねば」

「来てみろ贋物ども」

と、一歩踏み出してグラントリノ達に近づいてこようとするステイン。


「俺を殺していいのは、本物の英雄(オールマイト)だけだ!!」

と、一際大きい威圧感を発し、遂にはプロヒーローにまで尻もちをつかせてしまいます。しかし何も起こらず疑問を感じる一向がステインを見ると、ステインは立ったまま気を失っていました。今度こそ場が落ち着いたことで緊張の糸が切れた轟も尻もちをつきます。

一方で死柄木。脳無3体を潰され、ステインの倒される様を見届けたので、帰ろうと黒霧に言います。満足のいく結果は得られたかと問う黒霧に、それは明日次第だと今日の騒ぎがメディアに取り上げられるのを楽しみで仕方ないといった様子です。

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しゃべる犬がやって来た

保須市の事件から一夜明けて、デクたちトリオは市内総合病院に居ました。それぞれが昨日遭遇したステインに対して会話する中で、デクの足や轟の腕への攻撃は殺そうと思えば殺せていたとデクは振り返り、轟もあからさまに生かされたと同意します。ステインと対峙した中で1人だけ本気の殺意を向けられた飯田を轟はすごいと褒めています。それは違うと言う飯田ですが、何か言い切る前に来客がやって来ます。グラントリノとマニュアル、そして巨体の人物です。

巨体の人物の正体は、保須市の警察署長である面構でした。


完全に只の犬だろ、この人!?人面犬ならぬ犬人間という感じです。しかも言葉の語尾はワンと来たのですが、手はちゃんとした人の形なので雄英の校長のような完全な動物でもありません。なんなんだこの生命体は!?

デクたちに挨拶した面構は、ステインが重傷で現在治療中であることをまず教えてくれます。本題はここからで、個性が発現した社会での警察とは、統率と規格を重要視して、個性を武に用いない事にしていました。ヒーローという職業はその穴を埋める形で台頭した職業だったわけです。個人が簡単に人を殺められる個性の使用が公に認められているのは、先人がルールを順守してきたからだと面構は言います。つまりはヒーローの卵に過ぎない資格身取得のデクたちが、犯罪者であるステインが相手でも保護管理者の許可なく個性で危害を加えたことは立派な規則違反、犯罪だと面構は断じます。デクたちトリオを含め、グラントリノ、エンデヴァー、マニュアルの3人にも処罰が下されるという言葉に轟が異論を唱えます。飯田やデクが動かなければステインの犠牲はまた出ていましたし、規則を守って見殺しにするべきだっとのか、と、くってかかる轟に面構は結果オーライなら規則などウヤムヤで良いと?と、正論で返してきます。

不満を隠せない轟に、グラントリノが話は最後まで聞けと制止します。面構もここまでの話は警察としての意見であり、処分は公表すればの話だと言います。公表すればデクたちは世間に褒められるが処罰は免れない。しかし目撃者は限られているので公表しなければステインの火傷痕からエンデヴァーを功労者に仕立て上げられると言います。そしてこの違反は握りつぶせる代わりに、世間に知られるはずのデクたちトリオの活躍も誰にも知られなくなってしまう、と面構は言います。面構個人としては前途ある若者の未来にケチを付けさせたくないと、もみ消しを推奨してきます。1人の人間としては言ってますが、面構さんを人とは認めぬ。だって只のワンコなのだから。

デクたちトリオは面構のもみ消し案を受け入れます。最後に面構は、デクたちの功績が消えてしまう事への謝罪と、共に平和を守る者としてのお礼を残して去っていきました。

世間を騒がせたヒーロー殺しステイン逮捕の真実はこうして闇に葬られたのでした。

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