各話解説、感想

僕のヒーローアカデミア ネタバレ No53 轟から飯田へ (ステインの凝血)

2016/11/23

轟が飯田を一喝する53話

轟VSステイン

轟が現れた事に驚くデクと飯田。しかも轟は今回は最初から左の熱を使っていることにもデクは驚きます。デクの送った位置情報の意味を数秒考えたと言う轟。デクが意味もなく位置情報を送ったりしないと分かる轟は、デクのピンチを正確に察してプロヒーローの増援を手配してくれていました。轟はステインに向かって氷結を放ちながら、同時に動けないデクたちを少しだけ凍らせて、その氷を坂上にします。さらに熱を放ってステインを足止めします。この時の熱で、氷の坂の上に居たデクたちの氷も解けて氷坂を滑り落ちてきます。轟はステインに攻撃を避けられるのは承知したうえで、デクたちを自分のほうへ来させてとりあえずの危機を脱出させるという動作を行っていました。これでステインが倒せていれば素晴らしかったんですが、ステインはそこらの雑魚敵ではないので、そううまくはいきません。

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轟はデクからステインに血を見せてはいけないと忠告され、血を舐め取られることで動きを封じられたことを伝えます。ステインが大量に刃物を所持している理由を知った轟は遠距離戦を行おうとしますが、ステインはナイフを投げつけてきたので躱しきれなかった轟は顔面に切り傷を負ってしまいます。その隙をついて既にステインが接近していたので、轟は慌てて氷壁を作ってステインの攻撃をガードします。ここでステインは上を見上げます。つられて上を見るとステインの剣が宙を舞っていて、先ほどのナイフ投げと同時に投げていたと轟は気づきます。剣に気を取られた隙に、ステインは轟に掴みかかっていて血を舐め取ろうとしていました。轟はすんでのところで熱を纏ってステインを離脱させ、ステインの血液摂取を逃れます。ひとつの攻撃を逃れてもすぐに次の攻撃が来るのでまったく気を抜けない轟はステインの強さを感じ取ります。宙を舞っていた剣はステインの手に戻っていて、ステインはさらなる攻撃動作に入っていました。

防戦一方の轟に飯田は、兄のヒーロー名を継いだ自分がステインを倒さなければいけないのだからやめてくれよと頼みます。それを聞いた轟は、自分が見たことあるインゲニウムは今の飯田のような顔をしていなかったからおかしいなと返します。返事しながら轟は体育祭でも見せた巨大な氷壁をつくってステインを下がらせます。

劣勢の轟に何とか助太刀したいデクは、もがいていたところ身体が動くようになったことに気付き疑問を持ちます。

直後に轟がつくった巨大な氷壁はステインによってバラバラに切り刻まれます。自分より素早い相手に対して視界を遮る行為は愚策だと忠告してくるステインに、轟は熱で応戦しようとしますが、2本の投げナイフで傷を負わされ個性発動を妨害されてしまいます。さらに上空に飛び上がっていたステインは、

「お前も良い」

と、言いながら兜割りの体勢に入っています。

UP↑ステインの轟に対する好感度が上がった!

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轟は上空から迫るステインに有効な手立てが打てないでいた時に、動けるようになったデクがロックマンXのごとき壁蹴りでステインに接近し、そのまま掴んで壁にぶつけながら地上に引きずり下ろそうと試みます。轟はデクが動けるようになったことでステインの個性の身動き封じが時間制限かと見当をつけます。しかし先にやられたネイティブと飯田はまだ動けないでいました。デクに掴まれたステインは肘鉄をデクに放って拘束から逃れて地上に降り立ち、即座に体勢を整えます。間髪入れずに轟が氷結でステインを牽制して、デクはその隙にステインと距離を取ります。

後から血を摂取されたデクが動けるようになったことで、轟はステインの個性について幾つかの推測を考えを口にします。その中の血液型の違いで効果に差異があることの推測が当たっていて、あっさりステインもそれを認めます。ステインの個性が分かったといっても戦況は有利にはなりませんから、それが分かっているからこそステインもあっさり認めたのでしょうね。動けない2人を背負って逃げたいデクと轟ですが、氷も熱もよけるステインにそんな隙は見せられないと、近接戦を避けての粘り勝負に持ち込むことで意見が一致します。轟の出血が激しいので、デクが囮役を買って出ると提案し、轟もそれを呑みます。2人で守るぞという雰囲気に簡単には勝てないと判断したステインの様子もまた一変します。

兄のインゲニウムが倒されてからの飯田を轟は密かに気にかけていました。恨みつらみで動く人間の顔を実体験を踏まえてよく知っている轟だからこそ、視野が極端に狭まってしまう事を心配していました。体育祭終了後、轟は過去の清算をするために長らく会っていなかった母親のもとを訪ねていました。その時の轟の母親は、泣いて轟に謝ったうえで、轟が何にも捉われずに前に進むことこそが幸せであり救いだと言ってくれたそうです。無事に母親とのわだかまりを解消できた轟が次にしたことは、憎悪してやまなかった父エンデヴァーの事務所を実習先に選ぶことでした。エンデヴァーを赦せない事に変わりはないけれど、No2ヒーローと呼ばれるエンデヴァーの様子を直に見て受け入れるためにです。これまでのステインの行動から再び保須市に現れると読んでいたのは飯田だけではありませんでした。エンデヴァーも読んでおりわざわざ事務所のヒーロー達も連れて出張してきていました。轟が保須市に居た理由もこれで解決です。分かってしまえばすべては簡単なことなのに、体育祭前の轟も視野が狭まってしまっていた1人だったのですが、デクの「君の力じゃないか」と言う一言に気付かされたんですね。

恨みに任せて行動していた飯田は、その恨みの対象であるステインに「まずあいつを救けろよ」と言われた事。デクの「救けにきたよ」、轟と2人で「守るぞ」と言われた言葉に打ちのめされていました。「殺してやる」と叫んでいた自分を省みて泣きそうになりながら、もうやめてくれと懇願する飯田に轟は、


「やめて欲しければ立て!!」

と、一喝します。それこそがデクの一言で気付かされた轟が飯田に言える一言でした。

そのデクは、本気を出したステインの動きに反応できず再びステインに血を舐められてしまい、動きを封じられていました。攻撃の矛先が轟に向けられる中、轟は飯田を、


「なりたいものをちゃんと見ろ!」

と、もう一喝します。

言われた飯田は、ついさっき自分で言った言葉を、

「インゲニウム、お前を倒すヒーローの名だ」

という言葉を思い返していました。

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