各話解説、感想

僕のヒーローアカデミア ネタバレ No40 親離れ (炎の父親は喜ぶ)

2016/11/23

デクVS轟 決着の40話

正面衝突

「焦凍ォォォォォ!!!」

「俺の血でもって俺を超えて、俺の野望をお前が果たせ!」

反抗期の息子が決して使わなかった熱の個性を解放して、狂喜乱舞するエンデヴァー。エンデヴァーはとても熱い勢いでもって観客席の先頭にズンズン進んでいきます。

お父さん、嬉しいのは分かるんだけど、他の観客の迷惑になるから大声出さないでください。

あまりうるさいと強制的に御帰り頂かないといけなくなるから.........(・。・;

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ところが話しかけられた当の息子の轟。まったく父親の呼びかけなど耳に入っていません。
轟が少し涙を流しているのが見えたのか、エンデヴァーも黙ってしまいます。

涙を拭った轟に、熱の個性の凄さに驚きながらも笑っているデクに、大怪我して絶対的に不利な状況なのに笑ってるなんてイカレてるよ、語りかけます。どうなっても知らないと真剣になった轟にデクも右腕と左足に個性を発動させて応戦の構えを取ります。


2人の勢いに、ミッドナイトとセメントスがこれ以上は危険と判断して試合を止めに入ります。しかしデクと轟は既に動き出しています。なるべく轟の近くで全力をぶつけようとするデクは、左足が壊れるのも構わずに轟に接近します。対して轟は、熱の個性を溜めてデクを待ち受けます。

「ありがとな」

轟の呟きが、2人の試合の決着をつける最後の攻撃の合図になりました。


セメントスが2人の間に防壁を作りますが、デクと轟の個性はその防壁を破壊する威力を持っており、会場全体が轟音と高熱の爆風に包まれます。いくら個性が強力でも、とても学生の域をはるかに超えている状態です。

プレゼント・マイクがびっくりしながら相澤先生のクラスの生徒は何なの......とツッコんでいますが、相澤先生はどこまでも冷静に返事します。散々冷やされた空気が瞬間的に熱せられて膨張した結果の威力だと、的確に解説してくれています。解説ありがとう相澤先生。個性の威力の高さは、2人とも学生の域を飛びぬけています。

末恐ろしや.....ガクガクブルブル(・。・;

爆風が晴れて見えてきたのは、気絶したデクが場外に吹き飛ばされて倒れる様子でした。轟はリングに立っていたので、2人の試合は轟の勝利という形で幕を閉じます。主人公敗北!だが強敵相手に色々頑張ったデク、安らかに眠るんだ。死んでないけど......。デクの敗北に観客席は冷ややかな反応でした。轟を煽るだけ煽って負けてしまったわけなので、2人の間の事情を知らなければそんな反応が普通なんでしょう。

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ちょっと変化した親子関係

試合を終えて控室に戻る途中の轟の前に、またもエンデヴァーが現れる。エンデヴァー、あなたね、デクのを含めてこの大会中で既に3度の待ち伏せを行っていますよ。(※1回オールマイトに通せんぼされたものは除く。)学生に試合の前後で無駄にプレッシャーを与えないで下さい。

いつもの轟親子の図だったら、轟がエンデヴァーに邪魔だ言うのが普通になってるんでしょう。わざわざエンデヴァーが「邪魔だとは言わんのか」と確認を取っています。ニヤニヤ笑ってるあたり、本当は邪魔だと言ってもらいたかったのか!?などと思いますが、純粋に反抗息子が熱の個性を使ったことは嬉しいんでしょう。熱個性のコントロールはまだまだ危ないけど、自分を超えた存在になったとエンデヴァー評します。雄英を卒業したら、自分のもとで覇道を歩ませてやると何も喋ってない息子の将来に勝手にレールを引いて盛り上がっています。そんなテンション上がっているエンデヴァーに、轟が、

「捨てられない」「簡単に覆らない」「だけど一瞬エンデヴァーを忘れた」と、話します。

1人の男のエゴと言って良い欲望の中で生まれてきて、育つ中で苦難を与えられ続けてきたんです。嫌な過去は消えませんし、ずっと拒絶してきた父との関係も簡単には変わりません。そんな風に意地を持ち続けてきた轟が、デクとの戦いの中でしがらみを一瞬でも忘れたのは、それだけデクのヒーローの価値観に影響を受けたってことなんでしょう。その行動自体が轟自身にとって良い悪いの答えは轟本人もハッキリしていないと語ります。良い結果であったと思う事を願うばかりです。

エンデヴァーは、歩いていく息子にかける言葉を持たず立ちつくします。デクも轟も学生とは思えない心持をしてるので、エンデヴァー黙らされっぱなしです。


ヒーローの本質

リカバリーガールのところへ運ばれてきたデクは、右手粉砕骨折と診断されます。心配して今度もオールマイトやって来ています。粉砕骨折を処置するには砕けてしまった細かい骨を除去を先にしなければならないのですが、無茶ばかりしたデクの右手は元通りには出来ないと宣告されます。入学からの短期間の間だけで何度も身体が壊れてしまっている以上は、仕方ない事と思います。リカバリーガールは呆れています。デクだけじゃなく、オールマイトにもです。オールマイトへの憧れで身を滅ぼすことを繰り返すデク。発破をかけてデクを焚き付けるオールマイト。お互いにやり過ぎだし、破滅を繰り返すデクを褒めちゃいけないとリカバリーガールにしかられるオールマイトでした。

その時、麗日や飯田達、何人かのクラスメイトがデクを心配して保健所へやって来ます。途端にびっくりするオールマイト。正体バレていないオールマイトですが、細見姿は他の生徒たちは知らないので、はじめましてと挨拶をされています。挨拶した麗日からすれば雄英で見たことない人だし、家族にも見えないけどデクの知人?、なら挨拶をしておこうと言った感じでしょう。危うしオールマイト。

クラスメイト達がまとめて見舞いに来れたのは、デクと轟のバトルでリングは大崩壊で補修する必要に見舞われてしまったそうです。リカバリーガールにこれから手術だからと追い出されるクラスメイト達。せっかく来てくれたのに........。

クラスメイト達が居なくなった保健所で、デクはオールマイトに謝罪します。事前にオールマイトと約束していた体育祭を通じてデクの存在を知らしめる事。これを果たせなかった事をデクは謝っていました。轟との戦いで余計なお世話をしなければ勝てたかもしれないデクですが、聞いてしまった轟の過去は悲しすぎるものでした。黙ってなんていられなかったんでしょうねデクは。打算など一切関係なく人を助けようとするところがデクの良い所ですが、轟との戦いでは周りも何も見えなくなってしまった事を悔しがり謝罪を繰り返します。

オールマイトも残念な結果であること、まわりからは馬鹿なことをしたと思われても仕方ない、と現実的な回答を返します。ただし、余計なお世話をすることはヒーローの本質だとオールマイトに諭されるデクは一層悔しそうな表情を浮かべます。ヒーロー課1-A緑谷 出久は雄英体育祭トーナメントベスト8で敗退が決定しました。

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