各話解説、感想

僕のヒーローアカデミア ネタバレ No39 轟 焦凍:オリジン (エンデヴァー狂喜する)

2016/11/23

轟が遂に............な、39話

忘れてしまった言葉

ずっと昔に轟が母親に言われた言葉がありました。

「いいのよ、おまえはーーーーーー.......。」

この先の言葉を轟はいつの間にか忘れてしまったと言っています。でもそれは母親に煮え湯を浴びせられて火傷を負ったときではないかと思われます。今も母親のことは轟は大切に思っています。その母親から受けた消えない火傷がショックで大切だったはずの記憶にも影響が出てしまったのかなと。本来なら人の記憶は嫌なことを無意識的に忘れようとするというものがあります。嫌でもない記憶を忘れてしまうのは、それだけ前後の出来事がショックだったからなのかなと。

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デクに全力でかかってこいと挑発されて轟はイライラしています。デクがエンデヴァーに買収されたとも考えているくらいですから、これは実際に過去にあったことなわけですね。轟のお母さんの親族を買収して丸め込んだ時みたいに。デクがそんな風になる事はないでしょうが、苛だつ轟は正面からデクに迫ってきます。しかし轟は自らの冷気で動きが鈍くなっていました。

これには観客席の爆豪も気付きます。これは大きな隙となり、轟の接近に合わせてデクも前に飛び出し、壊れた腕でなお個性を発動させて轟の腹に重いパンチを一発ぶち込みます。デクも腕への反動は凄まじいですが、轟が登場以来の初ダメージを負います。轟はこの一撃で倒されるほどではないですが、観客の反応は顕著です。どこからどう見てもデクのほうがズタボロなのに、その状態で轟にダメージを与えたわけですから、観客も驚くというものです。そして轟は動きだけではなく氷の勢いも弱まってきていました。


デクの目標

傷つきながらも戦い続けるデクを、セメントスとミッドナイトが試合を制止するかを相談していました。既に重症のデクですが、リカバリーガールが居れば治してもらえると思って無理をしていることに加えて、脳内でアドレナリンが分泌されてハイになっているので今は大した痛みも感じていない状態でした。今は平気でもすぐに激痛はやって来ますし、例え試合に勝っても次の試合には進めないかもと教師陣から心配されています。

相澤先生は以前デクに個性の制御がいつまでも出来ないじゃ通させないと言ったのを思い出していました。威力は下がっても、デクは無茶をしているわけじゃなく、勝つための今の最善を尽くしていることを認めます。それでも痛みを負うことは別な話であって、相澤先生にもデクが自ら激痛に飛び込んでいく覚悟、何がデクを突き動かしているかまでは分かっていません。相澤先生と言えどもオールマイトの個性のツッコんだ部分は知らないのだから当然です。

拳が握れないくらいボロボロでも個性を発動して轟の氷結を防ぐデク。傷を負い続けても諦めないデクに、轟は何故そこまですると問います。その質問に対してデクから帰ってきた答えは明確なものでした。


「期待に応えて、笑って人を助けられるカッコいいヒーローになりたいんだ。」

と、願望を吐き出します。

皆が全力で戦う中、未だ轟は全力、左の熱を戦闘で使いません。轟本人から聞いた轟家の事情、轟の決心を知ったうえで、その重さは計り知れるものじゃないとデクは自らの考えを轟に伝えます。さらにデクは全力を出しもしないでトップに立って、父親の完全否定を考えるなんてフザけるなと断じます。

自分を否定されて苛立つ轟ですが、デクの言葉を否定しきれず動きがさらに鈍っていきます。幼少期のエンデヴァーの厳しい教育の中で、それを止めようとした母親にまで暴力を奮うDV親父のエンデヴァー。分かりやすすぎるクソ親父に反抗しないとか無理があります。幼少期は母親に泣きつきながら、エンデヴァーのようにはなりたくないと言う轟。そんな幼少期の轟に母親は、

「でもヒーローにはなりたいんでしょう?」

と、慰めます。

しかし、息子を愛している母親にも異変は起きます。

エンデヴァーの子供である轟たちが成長していくに連れて、その姿に耐えられなくなっていく母親は精神に異常を来しはじめます。間が悪いことに、情緒不安定になっている母親に話しかけてしまった轟は、ちょうど沸かされていた煮え湯を浴びせられてしまいます。日常的虐待とかでなく、偶然の出来事でした。

その後、轟の母親はエンデヴァーに病院に入れられていました。轟に危害を加えた母に呆れるエンデヴァーですが、それを聞いた轟はエンデヴァーのせいだと断じます。この時から轟の反抗は始まったわけですが、エンデヴァーのせいだと言うのは正論ですね。エンデヴァーが轟の母親を買収しないでいれば、とかifの話は出てきますが起きたことは消せません。

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思い出した言葉

あくまでエンデヴァーを否定しようとする轟にデクは、


「君の力じゃないか!」と、一喝します。

 

「個性とは世代を重ねて受け継がれていくものだけど、大事なのは血のつながりではなく、自分の血肉だと認識すること。」

幼少期にテレビを見ていた轟と母親の前でオールマイトが言った言葉がありました。

轟が忘れてしまった言葉はこのときに母親から言われた言葉でした。

「いいのよ、おまえは血に囚われることなんかない。」

「なりたい自分になっていいんだよ。」

母親の言葉を思い出した轟は、今まで決して戦闘で使おうとしなかった左の熱の力をついに解放します。それはクラスメイトを驚かせ、オールマイトはデクが轟を救うためのものだと悟ります。エンデヴァーだけは爆豪みたいな邪悪な笑顔を浮かべてますが......。爆豪といい、エンデヴァーといい、ご機嫌な笑顔が怖すぎます。


熱の個性を解放した轟は、デクだって勝ちたいはずなのに敵に塩を送るなんて、ふざけてるのはどっちだよと話します。

「俺だってヒーローに....」

と泣き笑いのような表情を浮べる轟に、デクもまた驚きと笑いが混ざったような顔を浮かべます。

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