各話解説、感想

僕のヒーローアカデミア ネタバレ No38 轟VS緑谷 (ヴィランの黒幕に見ろと言われる死柄木)

2016/11/23

デクの言葉に轟が苛立つ38話

観戦する人々

轟とデクの試合開始の少し前、泣いて目を腫らした麗日が2人の試合を観戦するために観客席に戻ってきます。泣きすぎて腫れぼったい目をした麗日に驚いた飯田が、目を潰されたのならリカバリーガールに早く治してもらうんだと焦ります。そうではないからと返事する麗日に、泣いた影響とは気づけなかったのか飯田はあくまで真面目に返します。負けたことを後悔するのではなく、これからの試合を見て自分の糧にするべきだとの飯田の正論に麗日も頷きます。誰から見ても轟の広範囲の氷結は驚異的なので、デクがどう対処するかを気にする麗日です。

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試合を観戦しているの雄英関係者だけではありません。

敵連合の死柄木も未だにテレビの前に陣取っています。

生徒たちはいずれ死柄木の障害になる可能性があるから、見て備えておけという先生に、そんなことにはならねえよとでも言いたげなニュアンスで、死柄木は一笑に付しています。先生に言われたから体育祭の中継を見ているか分からないですが、長時間見ているあたりデクが気にはなるんでしょうね。オールマイトに近い要素を感じたデクがこれからまた戦う訳ですから、見て情報を得たい気持ちはあるでしょう。

まったく素直じゃない男ですね子ども大人(・。・;

同じくテレビで見ていると言っても、全く違う反応を示しているのがこの人、デクのお母さんです。障害物競争でのデクの活躍を見て卒倒しかけていたお母さんですが、部屋の中が大量のティッシュ屑で埋まっています。息子の活躍に感動する気落ちは分かりますが、息子が立派なヒーローになる前にお母さんが脱水で逝ってしまう危険性がありそうな気配です。デクも感動すると涙で大量に水分を消費している場面があるので、そこは親子だからですかね。落ち着いて息子の活躍を見守ってほしいですね、無理か..............。

そしてオールマイトと13号。この2人はいたって冷静に試合観戦しようとしています。13号は黒霧にやられて戦闘にあまり参加していなかったので、USJ襲撃の終盤の様子は聞いているだけでしょう。オールマイトを助けようとした轟とデク。助けられた当人であるオールマイトは、轟とデクには近しいものを感じると評しています。

様々な人間が注目する轟VSデクの試合が始まります。


開戦

轟とデクはお互いに相手の攻撃を警戒していて先手を取ろうと考えます。デクは氷結対策を考え、轟はデクの強力なパワーを自由に使わせまいと考えます。試合開始の合図早々、轟はお馴染みとなった広範囲の氷結を放ってきます。
対するデクは個性部分発動のデコピンで応戦します。

今まで誰も有効な対処が出来なかった轟の氷結に、デクが初めて対処します。ただしその方法は自分が傷つくことを考慮しない打消しです。1回デコピンを放ったことでデクの指の一本は既に壊れて使用できません。轟がどの程度の範囲攻撃をしてくるか分からない以上は、制御できる5%の個性発動ではなく、100%の部分発動でしか対処は難しいんですね。

轟はすぐにまた範囲氷結を放ってきますが、デクは次の指でデコピン打消しを行います。基本的に範囲氷結で速攻で轟は勝利してきているので、情報が少なくて隙らしい隙も見せてはいません。デクは轟の隙を見つけようと「残りのデコピン6発」の中で隙を見つけて轟への対策を見つけようと考えます。デクがあと6発デコピンが使えるといっても、既に指に激痛が走っています。使えば使うほどに激痛は増えていくのに、それを恐れずに実行するデクの試合にかける気構えのほどが伝わる一幕です。

轟はというと攻撃で吹っ飛ばないように自分の背後に氷の壁を作っています。仮にデコピンではなく、高い威力の拳100%でも防がれてしまった可能性があるので、デクのデコピンでの対処は正解と言えるでしょう。しかしデクの対処は一時的でしかないので、耐久戦の果てに追いつめられるのは時間の問題でしかありません。


轟の氷結の弱み

観客席に戻ってきた切島が試合が始まっていることを悔しがります。2回戦進出を決めた切島は次の相手が爆豪なので、爆豪からののぶっ殺す発言に、笑いながらやってみなと挑戦的に言葉を返します。切島からすると、爆豪は強力な範囲攻撃をポンポン出してくるので、その事への対処を考えているようですが、爆豪はポンポン出せないと返します。麗日の流星群を範囲爆破で吹っ飛ばした爆豪ですが、走れば息が切れるように「個性も身体機能の1つ」だから、何かしらの限度は自分だけでなく轟にもあるはずだと爆豪は予想します。爆豪の場合は、筋肉酷使で筋繊維が切れて痛みに襲われるようです。その為、爆豪は生身だと限度のある爆破を許容超過させてノーリスクで打てるようにコスチュームを考案していました。爆豪のコスチュームにそんな秘密があったとは、爆豪ちゃんと考えてますね。キレやすい爆豪が冷静な部分を見せるたびに違和感を感じてしまいます(苦笑)

続く轟の氷結に、デクは右手指のデコピンを全て使い切ってしまいます。それを見た轟は、初めて範囲氷結ではなくデクに近接攻撃を仕掛けてきます。轟の接近攻撃を嫌がるデクは、デコピンではなく左手全体を使った高威力の個性発動で応戦します。デクはこれで一気に左手が壊れてしまいました。そんな逃げて打消す事しか出来ないデクに轟は感謝をしてきます。オールマイトと繋がりのあるデクに氷の個性だけで勝てることで、エンデヴァーの顔を曇らせる事が出来たと。

この時デクは、轟の身体が寒さで震えていることに気付きます。
デクを見ないでとどめの氷結を放つ轟にデクはどこを見てるんだと言いながら、壊れた指でさらにデコピンを放ちます。この反撃は轟にも予想外だったみたいで、吹き飛ばされながらも氷の壁で難を逃れます。デクは轟にも冷気に耐えられる限度があるはずだけど、それは左側の熱の個性を使えば対処出来ることなんじゃないか?と、指摘します。考えてみれば当然のことでした。氷を自在に扱えるから耐性はあるでしょうが、限界を超えれば凍傷になってしまうでしょう。

完膚なきまでのトップを目指す爆豪。両親に楽をさせたい麗日。兄に活躍を伝えたい飯田。洗脳という個性に悩みながらもヒーローを目指す心操。皆が本気で目標に近づこうとする中で、轟だけは自分の意地を通すために有利になれる場面でも氷しか使ってきませんでした。


試合が始まってから自損のみのデクは、轟自身からは傷一つ付けられていないのだから、半分の力だけで勝つなんて言わずに全力でかかって来いと宣言します。

この言葉を受けた轟は、デクに対して怒りの視線で応じます。

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